無期雇用派遣とは何だったのか ~生活編~

 

 

 

 

目覚ましは毎朝7時に鳴る。

 

これを忘れて遅刻したのは2回しかない。僕は優秀なんだ。

 

社会人になっても遅刻遅刻って、言いたくないですよね。(アグネス・チャン)

 

 

 

 

 

 

 

憂鬱な気持ちでZIPを見ながら

 

「なにがいってきマーティンだ」

 

と独りごち、スッキリが始まってすぐ家を出る。

 

 

 

 

 

 

 

田舎町の自転車通勤は気持ちが良い。

 

15分のサイクリングで、出勤前の憂鬱が少しだけ晴れる。

 

でも会社が近づくと萎える。あとは雨の日は終わる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無資格未経験である派遣社員の仕事は

 

「簡単な事務作業」

「その他雑用」

 

に大別される。

 

 

 

 

前者は入力作業やエクセル・パワポだが、ほとんどの場合雛形になる書類があるので要は改変コピペである。

 

それでも「すうじのかぞえまちがい。」「いんさつすると、ぐちゃぐちゃ。」などですんなり終わることは少なかったが。

 

 

 

 

雑用は雑用である。「にもつを、もってくる。」「ごみを、すてる。」「おっきいかみを、はんぶんにする。」etc…

 

 

 

 

こんな仕事を17:30までこなし、定時のチャイムとともに颯爽と闇に消える。

 

It's 無期雇用派遣Life

 

 

 

 

 

 

 

帰りの自転車は行き以上に気持ちが良い。

 

 

 

特に、晴れた日の河川敷は最高だった。

 

夕焼けの空を、明らかにハトやカラスのサイズ感ではないどデカイ白い鳥が悠々と翔けてゆく。

 

周囲に人工物は少なく、夕日に映える山々を眺めながらペダルを漕ぐとアフリカにでも来たような気分になる。

(アフリカがこんな景色なのか知りませんが…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スーパーで安いメシを買って、ナイターを見ながら貪る。

 

ダラダラしてると早0時前、さて、シコって寝るか…

 

 

 

 

 

しこしこ…しこしこ…

 

社宅という名のレ○パレスの一室で、セルプレジャーに勤しむ26歳素人童貞

 

あ〜、折角東北に来たし、国分町のソープにでも行ってみたいな…

 

時折、そんな雑念も頭を過ぎる

mifune-fumifumi.hatenablog.com

 

(雑念のままに行動した結果です)

 

 

 

 

 

しこしこ…しこしこ…

 

「ホーミタイッ!夢とちゃうのかい、こんな〜出逢いは〜♪」 

 

 

?!…また始まったか…

 

近所のスナックに出現する野良TUBEの歌声が部屋まで響いてくるが、いつものことなので気にせずしこしこする

 

しこしこ…しこしこ…

 

 

「イッツオーライ!!!抱いたっていいんじゃない!!!焦げた〜〜〜素肌を〜〜〜♪」

 

 

しこしこ…しこしこ…

 

 

 

「あ〜〜〜〜〜〜!!!夏休み〜〜〜〜!!!!!」

 

 

うるせえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

退職編に続く

 

 

 

 

 

 

無期雇用派遣とは何だったのか ~着任編~

 

 

終わらない8/31に終止符を打つ

 

就職活動再開の動機はこれに尽きる。

 

 

 

ニートは8/31が毎日続く感覚』とは言い得て妙だと思う。

 

新卒で入社したメーカー営業職を5ヶ月で飛んで早二年が経とうとしていた

mifune-fumifumi.hatenablog.com

 

 

キオスクレジ打ちの常勤アルバイトとしてフリーター生活に落ち着いていた僕だったが、内心『手付かずの宿題に後ろ髪引かれる8/31の小学生』に似た焦燥があった。

 

 

 

 

あと、小慣れたバイトに飽きてやめたくなってた。笑

 

 

 

 

 

 

2019年も秋になり、オリンピックイヤー無職を回避したい気持ちが高まった頃、もうどこでも入れるところにさっさと決めようと禁じ手の『エージェント丸投げ就活』による早期決着を図る。

mifune-fumifumi.hatenablog.com

 (参考文献)

 

 

 

 

「働きたくない」「人と話したくない」を前面にアピールしエージェントを困らせる25歳男性。

 

前者はともかく後者を考えると、方向性は必然的に技術職へ傾いてゆく。

 

そんな中でエントリーしたのが無期雇用派遣という雇用形態であるA社だった。

 

 

 

「つまり、ねこどらさんには弊社の正社員として派遣先にて就業して頂きます。万が一派遣契約が満了した場合でも、弊社の正社員ですから次の就業先を相談の上決めていくこととなります。」

 

(ナルホド!やらかしてクビ切られてもまた新しいとこ探してくれんのか!なんか気軽に働けそう!)

 

 

面接はふるいに掛けるというよりほとんど雇用形態の説明だった。

 

後日内定、快諾。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数週間後、僕は群馬県内の工業地帯を車に揺られていた。

 

「今日は練習通りにアピールしてもらって、思ったままに質問しちゃってください。仕事内容については説明があると思いますが、主に…」

 

ハンドルを握るA社の営業スタッフが、これから向かう工場での簡単な業務内容を伝えてくれる。

 

『業務確認』と称しこうして就業前に派遣先(候補)に訪れる訳だが、これが実質面接で、普通に落とされる。

 

 

 

 

 

(群馬のこの工場には落ちました)

 

 

 

 

 

 

 

「ねこどら君は前職が営業だったんだね、まあ人生どうにかなるよ、僕も大学を留年しているしね」

 

営業さんは、およそそんな挫折を感じさせない爽やかな笑顔で言う。

 

帰りの車内は行きの緊張感もほぐれ、どこか弛緩した雰囲気だった。

 

「でも、なんですぐやめちゃったの?いや、言える範囲でいいんだけどさ」

 

「いや〜、なんでかよくわかんないんスけど、なんか嫌ンなって関西に飛んじゃったんスよw」

 

穏やかな空気感につられて軽口を叩くと、暫しの間を置いて営業さんは苦笑する。

 

 

「…それ、ここではマジでやめてね。笑 担当営業が派遣先にめっちゃ頭下げることになるから…さ…」

 

 

ハイ!w 気をつけます!w

 

 

 

 

 

 

その後、埼玉上尾の工場にも息をするように落とされる。

 

 

 

師走も中盤に差し掛かった頃、面接練習および今後の日程調整のため、面接でも訪れたA社の本社ビルに赴く。

 

 

「どう?今の所2社くらい受けて…」

 

面談にて、僕は群馬や上尾周辺があまりにぴえんこえて辺鄙だったことを思い出す。

 

「う〜ん…なんていうか…関東にこだわってド田舎に住むより、いっそ遠くてもそこそこ暮らしやすいトコがいいかなって…」

 

「うんうん、確かにね。Xさん(群馬のとこ)の周りとかちょっと凄いもんね、うんうん」

 

その答えを待っていたとばかりに紹介されたのは、宮城県の工場だった。

 

「東北だとご実家からはかなり離れるけど…大丈夫?」

「はい!頑張ります!(島村卯月)」

 

 

「所在地はK市というところで…」 

というので、Googleマップを開き、検索する。

 

 

「どうかな、田舎すぎるのは嫌だもんね。まぁ、ねこどら君がどの辺りを田舎と思うかなんだけど…コンビニやスーパーなんかはあるし、あ、「まねきねこ」もあるね。」

 

なるほど。

 

コンビニ、確かに多数。

スーパー、確かに多数。

まねきねこ、ある

 

 

「…」

「良さそうなら、話を進めるけど…どうかな?」

「…はい!頑張ります!(島村卯月)」

 

 

 

僕はあまり考えずに島村卯月になる悪い癖がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

在来線と新幹線を乗り継いで3時間、名もなき小さな駅にて担当営業の方に拾って頂き、車に揺られること15分でようやく就業先(仮)に到着である。

 

 

 

「ねこどらさんは94年生まれですか、同い年ですね。まあ、同い年コンビってことで元気よくいきましょう。笑」 

 

 

道中、同じ黄金の94年世代(大谷翔平羽生結弦・ねこどらを輩出したゴールデンエイジ)の営業・Kさんに励まされながら面接に向かう。

 

 

 

面接の内容は代わり映えしないいつもの内容。早期退職の理由も適当に繕って準備したテンプレートでかわしていく。

 

「では、休みの日は何をしますか?」

 

うーん…終わらないお盆休みを500日以上継続している僕は

 

「狂ったようにポケモンGOをしています」

 

とも言えないので

 

「散歩です」

 

と適当に答える。

 

「さ、散歩?!?!w」

 

散歩好きの25歳大卒無職はいささか不審に見えたようだが、結局この工場で僕は初めての”””内定”””を頂くことになる。

 

一体どこを評価されたのかさっぱり分からないが

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年12月22日夜

 

大量の荷物を抱え、再び3時間の道のりを経て僕はK市に降り立った。

 

何が何でも年内から就業を開始せねばならない一方、引っ越し業者は年明けにならないと動けないとかで、当分ホテル暮らしなのだった。

 

 

 

日没後の田舎は暗い。そのうえ四方を山に囲まれたK市は山おろしの冷たい風が吹きすさび、視覚的にも体感的にも恐ろしいほどの寒さを感じる。

 

 

 

(こんな暗闇で急に狂人(やばんちゅ)に襲われら死ぬな〜…でも、そもそも人がいねえか、ハハハ)

 

 

一人おもんないことを考えて気を紛らしながら、ホテルを探し彷徨い歩く。

 

明日からは早速就業開始だ。

 

こんなところで一人仕事なんてできるのか?

でも、一人暮らしはちょっとたのしみだな

 

 

不安と期待が入り混じる中、それでも僕は過去の失敗を繰り返すまいと決意を新たにするのだった。 

 

 

 

 

まあ、無理だったのですが…

 

 

 

生活編に続く

 

 

若い女子(おなご)のフェラチオしか勝たん話

 

若い女子(おなご)のフェラチオしか勝たん!!!!!

そう(内心で)叫んで、国分町にある某ビルの階段を駆け下りる。

 

 

 

屈辱のソープ中折れから一か月、

サクッとインスタントにフェラチオされるくらいが身の丈にあった風俗なのでは?

と思い、久しぶりにピンクサロンへ赴くことに。

 

店はフォロワーから聞いた国分町有数の人気店、サイトを覗くと二十歳そこそこ風な女子(おなご)が並び、これぞ風俗の登竜門といった様相を呈している。

 

 

 

 

『サクッとインスタントにフェラ抜き』がテーマなので、予約も指名も特に考えず直接店に特攻する。

 

「今からですと、一時間後のご案内になります」

物腰柔らかなボーイに料金¥5,000を前払い、お馴染みの予約券を受け取って一時退散。

スタッフの愛想が良い風俗店は期待できる。(至言)

 

 

 

予約の5分ほど前に待合室に戻る。

ソーシャルディスタンスに真っ向から喧嘩を売るようなクソ狭い空間では、

案外に若者が目立つ。

 

ピンサロってこんな若い人多いっけ

ヘルスやソープによくいるくたびれたオッサンの姿は全くない

これでは寧ろ自分がくたびれたオッサンである

哀しい。

 

 

 

 

 

 

10分ほどの待ち時間を経て、いよいよ『EDMが大音量で鳴り響くフェラチオされるためだけの異空間』へ久々の入場。

 

程なくしてやってきたのは、サ〇ナク〇ョンのベース似の美人である。

(諸説ありますが、自分はサ〇ナク〇ョンのベースは断トツで美人だと思っています)

 

「お名前聞いてもいいですか?」

制服姿も違和感のない美女が開口一番に尋ねる

「…?〇〇(僕の下の名前)です」

風俗嬢にいきなり名前を聞かれたのは初めてである

「へえ、あの…どんな字を書くんですか?」

 

この時僕は驚きと興奮を覚えた。

この女、緊張している。

 

25歳素人童貞の僕は、いつも緊張する側だった。

飛田新地では『時間ないですよ~』と手コキで強制終了、先日のソープでは以下略…

 

それがこのサ〇ナク〇ョンのベース似の美女は、25歳素人童貞を前に緊張しているのだ。

相手が下手に出るとオタクはすぐ調子に乗る。

普段は風俗嬢にも敬語のヘタレがタメ語でペラペラと

 

「いくつなの?22?わっかw」

 

などと軽口を叩く

 

 

「あ…膝の上に乗ってもいいですか?」

「どーぞどーぞw」

一々確かめてくる初々しさが可愛い。

密着して大好物のちゅーをする。あんまべろちゅーはさせてくんない。

まあ、ピンサロならこんなモンである。

 

「私さっきコーヒー飲んだから、コーヒーくさいかも…」

かわいい。

 

 

 

 

一頻りいちゃいちゃして、互いにセルフ脱衣。

「あの…今日生理だから、下脱げないんですけど…いいですか?」

「ああ、いーよいーよw」

風俗歴三年弱の貫禄を見せる。

私、クンニしないので。

 

 

まずはべろちゅー手コキを要求するが、やっぱりあんまべろちゅーさせてくんないし、手付きもやはりぎこちない。だが、その素人感もまたいい…何かに目覚めそうだ…

 

「乳首感じたりしますか?」

「手は早くよりゆっくりの方がいい?」

「他に、こうすると気持ちいいとかありますか?」

 

懸命に奉仕しようとする姿勢がいじらしい。滅私奉公とはこのことである。愛と欲望に塗れた歓楽街の片隅で、一筋の光明を見たような心持である。

 

 

 

…と、感動の一方で、射精感は思うように込み上がらない。ここのところ無様な射精を続けているトラウマか、はたまた変に要求してしまった高速手コキ(気持ち良くない)が原因か…

 

アナウンスに続いて嬢が告げる

「あの…もうすぐ時間なんですけど…イけそうですか?」

「うん…イけそう」

こんなに懸命に尽くしてくれた子に射精しない訳にはいかない。

絶対に射精しなければいけない戦いがそこにある。

 

射精する、俺は射精するぞ!射精するぞ射精するぞ射精するぞ射精するぞ射精するぞ射精するぞ射精するぞ射精するぞ射精するぞ射精するぞ射精するぞ射精するぞ射精するぞ射精するぞ射精するぞ射精するぞ…

 

「…ん…」

 

小さく声を上げ、口内で受け止めてくれる嬢。

真っ先に謎遅漏ダメチンポを懇切丁寧におしぼりで拭いてくれる。

 

名刺を貰うよりこの健気な新人嬢とおさべりしたいと思い、あれこれと言葉を交わす。

同じ営業職早期退職者と知り、俄然親近感が湧く。

 

卍営業挫折した奴大体友達卍

 

の精神に則り、互いの傷を舐めあう。

ちんぽ舐めて貰った後に傷の舐めあいってか、ハハ。

 

 

 

「優しいお客さんで良かった」

と入店二か月の新人嬢に性欲のみならず承認欲求まで満たして貰って大満足の退店。

 

 

 

若い女子(おなご)のフェラチオしか、勝たん。

 

(了)

ソープランドに行って手コキで射精した話

海の向こうから齎された未知のウイルスによって、2020年のオリンピックイヤーは忽ち暗転した。

 

大会は延期され、休業要請に伴い一般の飲食店はもちろん、接待を伴う飲食店、いわゆるキャバクラ・ナイトクラブも大打撃を受け、閉店に追い込まれた店も少なくない。

 

性風俗業界も例外ではない。今まで多大なる恩恵を与えたくださったこの業界に、今こそ恩返しをするべきなのではないか。惜しみなく、金を落とすべきではないか。

 

僕はこの国難の中で喘ぎ、苦しむ性風俗業界の一助となるべく、人生二度目となるソープランドへの訪問を決意した。

 

 

 

 

 

 

 

さて、御託はこの辺して僕はおっぱいがもみたい。

おっぱいをいっぱいもみたい。

でかいおっぱい。むっちむちのカラダとでかいおっぱい。

 

 

 

 

仙南某所の限界田舎市から朝イチで仙台に乗り込み、東北一の歓楽街・国分町に狙いを定める。

 

 

国分町には6店舗のソープランドがあり、入浴料はだいたい6k~からである。

 

「6000円でいいの?!やっす!!!」

 

年齢にソープ経験が伴っていない僕は入浴料を総額と思い込み、歓喜しながら、お眼鏡に叶いそうなむちむち嬢をサイトから発見、さっそく電話で予約。

 

歴史ある歓楽街の老舗店だけあって、電話口での対応も丁寧でスムーズである。

これは期待できそう。

 

 

 

 

 

「2時間コースですね、はい、じゃあここでは6000円頂きます」

 

いや~安いな~

入り口のカウンターで初老の男性に『入浴料』を支払う。

 

「中で女の子に2万円、払ってください」

 

…まじ?

まじです。70分総額¥27,000。

 

「ちょ、ちょっと手持ちないんでおろしてきまつ!!!汗」

 

ソープ初心者の方は気を付けましょう。

 

 

 

 

 

熱いおしぼりとこれまた熱いお茶を渡され、待合室で待つこと5分弱、いよいよ嬢とご対面。

 

「こんにちは~」

 

現れたのはパネル通りのむちむちボディ…だけど…いや確かに、間違いなくむちむちだけど…まあ…

 

とはいえソープ客に他人の容姿をとやかく言う人権はないので、案内されるがまま三階の部屋へ向かう。

 

密着いちゃいちゃプレイに定評があるというこの店、さっそく階段を上るときから嬢が手を取り、腰に手を添えてくれる。これは僕の大好きな濃厚いちゃいちゃプレイができそう!!!

 

 

 

 

例によって風呂場と寝室が融合した異空間に通される

 

「じゃあ、脱いじゃおっか」

 

脱衣も嬢が積極的にアシスト

普段のマットヘルスではここまで至れり尽くせりではないので、なんだか嬉しい。これが東北随一の歓楽街かあ。

 

「じゃあ、私も脱がせてもらおっかな」

 

嬢が膝に乗ってくる。これは僕の風俗人生で初のサプライズ。

 

「えと、え、このファスナー…下せば…?」

「うん、そうだよ」

 

なんとここで長年の憧れだった『女性の背中ファスナーを下す童貞』を卒業。

下着は身に着けておらず、そのまま露わになったむちむちおっぱいを後ろからもみもみ。

 

やわらかくてたまらん。

 

 

 

 

 

続いて洗体だが、結構がっつりいかれる。アナルの中までぐりぐり指入る。

「マットしたいよね?ごめんね、マットの時は全部洗うから…」

 

おまけに、ボディーソープを塗られたポコチンが妙にスースーする。

 

「なんかめちゃスースーするっすね…」

「あ、それイソジン

 

ポコチンにイソジンかあ…衛生管理はバッチリでした。

 

 

 

 

 

 

のんびり湯船に浸っていると、マットの準備が整った。

まずはうつ伏せ。ローション塗れのむちむちボディがぬるぬると背中に這う。

 

続いて仰向けに。むちむちボディを抱きしめべろちゅー。結構がっつりチュウできる。評判通りの密着いちゃいちゃ濃厚接触である。

 

「ふひ、チュウすんのめっちゃすきれす…(IQ2)」

「ふふふ、良かったあ」

 

嬢の頭が下降してゆき、怒涛のフェラチオタイム。

結局この辺が一番気持ち良い。

 

ローション手コキフェラからの亀頭責めで脳内ポコチンバカにされ、いつの間にかコンドームを装着し挿入されている。

 

「あん、あんっ!」

 

淫らな嬢のアエギ声。でも、なんだろう…やっぱり挿入されるとIQ2のオチンポバカが途端に知能を取り戻す。

 

「イクっ、イっちゃう!」

嬢がびくびくと身体を震わせた頃には、もう僕は半勃ち未満で情けなくなる。膣内射精障害なのかな。詳しい方がいましたら教えて下さい。

 

 

 

 

かねてから希望していた通り、ローションを洗い流してからベッドで二回戦(射精していないのに2回戦と呼べるのか?)(リベンジマッチ?)(メイウェザーみたいだな笑)に突入する。

 

『演技だろうがとりあえずオマンコを舐めて女が喘ぐのを見るのは愉しい』

という気付きを25歳になって知った僕はまずクンニする。

 

れろれろれろれろれろれろれろれろ…

 

あ~疲れた。もういっか。僕は客だぞ。

 

「クチでしてくれない?」

と再度フェラチオを要求。

 

うあ~気持ち良い。オチンポをヨダレ塗れにされて、ぬるぬると亀頭責めをされると完全敗北しそうになる。

 

「ダメだよ、まだガマンしてね」

 

と再び音速でコンドームを装着される。クチで。すごい、それでさっきは気が付かなかったのか。ほとんどフェラされている感覚だ。

 

 

以前のソープでも正常位で死ぬほど挿入できず、なんとかバックで繋がれた経緯から、今回は「バックで挿れたい」と先にお願いする。

 

僕は学習することができるんだ。

 

 

 

 

 

…ごめんなさい、前言撤回します。やっぱオチンポ入りませんでした。学習できません。

 

「…なんか疲れてる?」

 

嬢の機転で、抱き合ったままべろちゅー手コキに変更。途端にIQが富士急ハイランドもビックリの勢いで急降下し、オチンポバカになる。

 

「う、あ、ヤバイです、イきそう…」

「いいよ、イっていいよ、出して…」

 

まじか、俺、ソープランドまで来て手コキで射精するのか。

 

嬢がぎゅっと抱き着いて、神速でオチンポを扱く。

 

…まあいっか、結局一番気持ちいいの手コキだし。

 

もう射精できればなんでもいいや。

 

 

 

 

 

 

嬢、案内のボーイ、『入浴料』係の初老の男性に順番に見送られ、店を出る。

ソープランドでオチンポを挿入できず手コキで射精した』という事実が重くのしかかる。¥27,000円の手コキ…

 

 

宮城は緊急事態宣言も解除され、休業要請も解けた。街には依然と変わらぬ活気が戻りつつある。

 

それでも、都内を始め性風俗業界はまだまだ厳しいだろう。

そうだ、僕の¥27,000は小さいが、確かにこの業界の一助になったのだ。

これからも、この世界のために僕は金を落としたいと思う。

 

 

 

 

『この一歩は小さいが、人類にとって偉大な一歩である』

ニール・アームストロング(1930-2012)

 

(了)

レ〇パレスにデリヘルを呼んだ話

東北の片田舎で一人暮らしを始めて3ヶ月が経った。

 

連日の残業で疲弊した身体は土曜日、昼前まで惰眠を貪ってしまい、僕はなんとか有意義な一日を錬成すべく一度経験してみたかった

 

”””一人暮らしの部屋にデリヘルを呼ぶ”””

 

を決行することを決意。

 

 

 

 

 

ただ、心配だったのは自宅の所在地である。

以前、無性にピザを食いたくなりピ〇ーラを頼もうとした時の衝撃の一言

 

「お客様の住所は配達エリア外です」

 

が蘇る。

 

ピ〇ーラも来ない田舎に来るデリヘル、あんのか?

 

 

 

 

 

 

調べてみたところ…

 

 

 

 

 

 

 

 

ある。

案外ある。二,三店舗はある。

 

〇ザーラ、もっと頑張れ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入念な調査の結果、某老舗デリヘル店在籍のI嬢の指名を決める。

 

「人妻」「お姉さん」という文言が少々引っかかるが、薄めのモザイクと老舗店のクオリティに賭けることにする。

 

僕は年上のえっちなおねえさんがすきなので。

 

 

料金は70分で¥17,000

(基本料金¥13,000+指名料¥1,000+交通費¥2,000+自宅出張料¥1,000)

相場だと思う

 

 

 

電話予約の対応も丁寧で期待が高まる。

良店はスタッフの対応も良いのである。

 

 

 

 

 

 

部屋と浴室を一人暮らし開始以来最大限の集中力で掃除してその時を待つ。

 

呼び鈴が鳴った。アマゾンの配達以外で初めての鳴動。

 

「こんにちは~」

 

周囲に気を遣って小声で挨拶してくれるのは、サイトに書いてあった通りの三十代前半と思しき女性。美人である。まずは一安心。

 

 

 

 

淡々とコース料金の説明をする姿からも、ベテランなのだろうと想像がつく。

こちらが初の自宅ヘルスだけに、この辺はありがたい。

素人感を求める人は嫌かも知れないけど。

 

 

 

先述の¥17,000を先払いし、まずは洗体。

それぞれセルフ脱衣しながら他愛もない話をする。I嬢、どうやら本当に人妻らしい。

 

「…でも結婚するなら最低限お金はほしいですよね、生活があるし…」

 

何やら身に迫る雰囲気がある。

 

 

 

 

ほぼマグロ状態で、されるがまま己の情けない体を清められてゆく。

後ろから密着されて愚息を慰められ

「あ、元気になった」

と言われるのが良い。

 

 

 

 

ベッドに上がってべろべろにちゅーしながら、僕は決意を固める。

 

(鬼クンニして、絶対に本番チャレンジするぞ!)

 

風俗ではいつも完全マグロ状態の25歳素人童貞が、今日は積極的に人妻ヘルス嬢に跨る

 

「ん…」

 

首筋やオッパイをチロチロと責めていると、甘い声が聞こえてくる

 

(いける!鬼クンニすればいける!)

 

クンニしない主義の25歳素人童貞が、AVの見様見真似でクンニに挑む

 

 

 

ちろちろちろちろちろちろちろちろちろ…

 

 

 

 

…疲れる。もういっか。

 

 

 

I嬢もそれを察してか、

 

 

「こうたーい」

 

 

と僕に跨った。

 

 

 

 

 

Dキス、乳首責めときて焦らすようにじっくりと唇が下降してゆく。

 

「おちんちん、綺麗」

 

しゃぶる前におちんちんを褒めてくれる。+120点。

 

 

 

奥まで一思いに咥え込まれる。めっちゃ気持ち良い。

 

『普段、一人哀しくシコシコしている部屋にドエロイ人妻が来て濃厚なフェラチオをしている』というシチュエーションだけで絶頂しそうになる。

 

この辺は自宅デリの醍醐味かもしれない。

 

 

 

お手手にぎにぎフェラ(恋人繋ぎをしながらフェラチオをされることです)を経て、深いストロークの手コキフェラに変わるがこれがまた強烈。油断すると果てる。

 

 

 

「どうやってイくのが好きですか?」

「お、お、お、オマンコの中がすきかな…」

「いやそれはしないですけど…」

 

本番交渉終了。クソ雑魚メンタルでスマン。

得意だという素股を披露してもらうことに。

 

騎乗位(風)にゆっくりと腰を落とすI嬢。掌の密着感、すごい、これはまるで本番だ!!!もういいじゃないか!!!本番チャレンジ成功!!!性交!!!

 

 

 

薄明りに映える程よくお肉のついた身体がめっちゃエロい。

 

「あう、ヤバイ、もうイっちゃいそうです…(IQ2)」

「え~…ふふ、いーよ」

 

最後はオッパイをもみもみしながらその美しいボディを眺めフィニッシュ。

 

 

「へ~、準備いいね笑」

 

事後、枕元に用意していたサガミオリジナルを見て言うI嬢。

 

「…気にしないでください」

「これいいやつでしょ?ラテックスフリーの」

「…気にしないでください」

「幾らくらいすんの?これ」

「…せんえんくらい。」

 

本当に気にしないでください。

 

 

 

 

 

本番チャレンジは失敗(そもそもチャレンジといえるのか?)だったものの、自宅で濃厚フェラ&圧倒的素股で絶頂できた経験は貴重だと思う。

 

『勝負に負けて、試合に勝った』

 

そんなヘルスでした。(了)

適当に就職活動をした話

僕の構成要素に「他力本願」というものがある

 

 

 

昔から自分で何か考えて行動した経験が乏しく、「まあ誰か決めてくれるだろう」と楽観的に構え、なあなあで生きてきた20年弱

 

 

 

 

そんな僕も大学四年生となり、就職活動のシーズンを迎えた。

 

四月一日にあった幕張のどデカイ合説へ行くだけ行き、特に何もせず交通費を浪費した以外、進捗ほぼゼロで四月を終えようとしていた頃

 

「どうせ就活してないだろ?」

 

と、高校時代の友人が紹介してくれたのが、某人材会社のAさんだった。

 

 

 

Aさんは元高校球児で、プロ野球選手も多数排出している強豪校の出身。

 

怪我で野球を諦め就職活動の末、大手商社に就職

数年間勤めた後、現在の会社で学生の就職をサポートしている…

 

みたいな人。

 

 

 

「この人すげえよ。◯◯(某有名プロ野球選手)とチームメイトで、何でも相談乗ってくれるし、今二人で頑張ってんだ」

 

ほーん、 この人に頼れば内定取れんのか。

 

なんか楽そうと思った僕は、友人に話を通してもらいAさんのLINEを入手

 

直接やりとりして早速面談の日取りが決まった

 

 

 

 

こうして、元高校球児にして人材会社勤務の就活アドバイザーAさんとの就職活動の日々が始まった

  

ある意味僕の期待通り、就職活動の軸・志望業界・面接試験対策など、ほぼほぼAさんの主導ですすんでいく

 

僕は面談終わりに課された『宿題』をこなすくらいで、それが済めばあとは次の面談を待つのみ、という究極の他力本願就活に安心感を覚えていた

 

 

 

 

受ける企業は、Aさんの所属する人材会社と関わりのあるところばかりだが、それでもまあ落ちる。

 

(『社員みんな仲良し!休日もイベント!BBQ!』みたいなとこで「う〜ん、ワークライフバランスを重視したいっすねw」とか言ったらさすがに落ちる)

 

 

 

 

 「ここの社長はオレも仲良くて、飲んだことあるけど、ホント良い人だよ。ちょっと熱い人だからしっかりアピールしないとだけど…」

 

なかなか内定が出ない中、Aさんがこう紹介してくれた企業は港区某所にあった。

 

一次、二次と面接をなんとか突破し、いよいよ“““熱血社長”””と一対一の最終面接である。

 

 

緊張の面持ちで面談室で1人待っていると、険しい表情で社長が入ってくる

 

「ほ、本日はよろしくお願いします!」

「…うん。」

 

社長は険しい表情のまま着席し、僕の履歴書を見ながら淡々と質問してくる。

 

大した深掘りもなく、僕はAさんとともに(実際にはほとんどAさんが)考えたテンプレートの回答を紡いでいった。

 

 

 

「そいで?キミはほんとにウチが第一志望なんか?」

「未経験者歓迎ゆうても、勉強することは多いで?やれんのか?」

 

履歴書の内容をひとしきり聞き終えると、社長の関西弁での質問は次第に

「やれんのか?」「できんのか?」と精神論チックな方向へシフトしていく。

 

最終面接の場で歯切れの悪い回答はできない。僕はひたすら

「はい!」「やれます!」「がんばります!」

を繰り返すアンドロイドと化す

 

 

 

 

 

 

そして、ついに社長の鉄仮面が剥がれた

 

 

 

 

 

 

「おし!内定や!!!」

 

 

 

 

 

 

え?

 

 

 

 

 

身を乗り出し、握手を求める社長。

 

反射的に握手する僕。

 

内定?もう?いまここで?やれますできますアンドロイドしてただけで?

 

 

「今、書類持ってくるから待っとってな!」

 

 

晴れやかな顔で退出し、晴れやかに戻ってくる社長。

 

言われるがまま、書類に署名押印し内定承諾の手続きをする僕。脳内は混乱したままである。

 

 

 

そんな僕を更に混乱させる事態が続く。

 

 

「じゃあ、それ書いたらちょっと行くで」

「ど、どこにですか」

「いいから、終わったか?ほな、ついて来い」

 

 

社長に連れられるまま、階下に向かう。

 

事務所のドアを勢い良く開けた社長が、威勢の良い声を張り上げる。

 

「本日、当社に内定した〇〇君です!」

「「「「「おめでとうございます!!!!!」」」」」

 

それまでPCに向かっていた社員が、アンドロイドのように一斉に立ち上がり、声を揃えて僕を惜しみない拍手で迎えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

…割と怖い。

 

 

 

 

 

 

「ほら、表情硬いで!もっと笑ってみぃ!」

 

最後に社長に肩を抱かれツーショット写真を撮り(上記のやりとりが二回くらいあってTAKE3くらいでOKが出た)僕は帰路に着く。

 

 

 

Aさんに内定の胸を伝えると、大袈裟な祝意を述べられ

 

「いやほんとにあそこに内定するのはすごいよ、結構良い大学の学生も落ちてて…」

 

と、これまで熱血社長にふるいにかけられた過去の就活生のデータ(本物?)を見せられる。

 

 

 

何はともあれ、僕の就職活動は終わった。Aさんもこの上ない結果、といった様子だったし、あとは入社までのんびり過ごすとしよう…

 

 

 

 

 

 

 

 

……

 

 

 

 

 

………

 

 

 

 

 

 

…いや、ヤバくない?

 

あの会社、ヤバそうじゃない?

 

何?最後の

 

「内定者の〇〇君です!!!」

「おめでとうございます!!!」

 

って

 

 

絶対ヤバいっしょ…

 

 

 

 

 

 

内定は辞退しました。(了)

逃亡後日談〜思い出の退職手続き編〜

仙台で身柄を確保され、地元埼玉に戻ってから二週間弱

 

 

 

僕は激しく動揺し、碌に外出もできず鬱ぎ込んでいた…

 

 

 

 

……

 

 

………

 

 

 

 

 

 

 

…なんてことはなく、毎日元気に自転車を漕いでポケモンGOをしていた。

 

 

当時は夏に新機能としてレイドバトルが実装されたばかりで、バンギラスを狩ることが僕の仕事(手取りは0)だった。

 

 

 

 

 

「色々話もしたいし、〇〇(僕の住んでいるところです)まで行くからとりあえず会えないか?」

 

H課長からショートメッセージが届いたのはちょうどそんな頃だった

 

 

 

課長は飲み営業の人として知られていた

 

 

どんな人とも「とりあえず今度飲みましょう」で飲みに行っては仲良くなって、うまいこと上り詰めたらしい

 

 

 

「とりあえず会おう」とはなんともH課長らしい、とたかだか数ヶ月の付き合いの僕でも思った

 

 

 

また、H課長といえば「とにかく仕事をしない」とか「本職は休日の少年野球の審判」とかいろいろ言われていた

 

逃亡明けに会う会社の人間ではダントツで会いやすいカンジの人だったから、僕は二つ返事で了解の旨を伝えた。

 

 

 

 

 

 

 

地元駅の改札前でH課長と会うのはなんだかヘンな感じだ。

 

まずは無事でよかった、ということを6億回くらい言われる

 

本当に、色々な人に心配をかけてしまったのだと実感する

 

 

 

サイゼリヤ』に入る

テーブルを挟んで向かい合い、H課長は色々と訪ねた

 

失踪中のこと、その原因、特に嫌な先輩などはいなかったか…

 

正直、僕自身もなんで唐突に新幹線に乗ったのかイマイチ分からないので、有耶無耶なことしか言えなかったし、聞かれたところで別に嫌でもなかった

 

 

 

寧ろ家庭内で逃亡話はタブーみたいになっていて一切話題に上がらないので、色々話せたほうが少しスッキリしたくらいだ

 

 

 

 

 

「…じゃあ、〇〇(僕の名前です)は退職…ってカタチで、いいのかな」

「…はい。」

話はこうして退職手続きのことになった

 

本来会社に出向いて手続きするのが筋ってモンだが、特例でH課長が間に入って全てを受け持って下さることになった

 

次回会う時に必要な書類一式を持ってくるから、そこに署名なり押印なりすれば退職完了という訳だ

 

 

 

 

 

思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二度目の“““二者面談”””は、代々木上原の駅で行われる運びとなった

 

なんでも、H課長が仕事でその辺に行くついでとのことだった

 

(へえ、ちゃんと仕事してんじゃん、課長)

 

最低な(元)新入社員は内心思った

 

 

 

本当最低だな

 

突然会社に来なくなるし。

 

 

 

 

 

 

代々木上原駅のカフェで、コーヒーを片手に僕は言われるがまま必要書類に署名押印していく

 

 

「ここの退職理由ってのはな、総務に聞いたんだ。これでいいってさ」

 

 

小さなカンペにはこうあった

 

『体調が思わしくなく、治療に専念したい。快復後は、転職を考えているため。』

 

 

笑いそうになった

 

 

 

治療ってなんだ

 

ポケモンGOのことか?

 

バンギラスを倒すのが治療なのか?

 

 

 

 

とにかく言われるがままに書類を書き、名刺やら名札やら保険証やらを残らず渡し、僕は晴れて無職となった

 

 

 

 

 

「まあ、再就職でも決まったら、俺くらいには教えてくれよ、な?」

「…ッス…」

別れ際、H課長は僕の肩ポンポンと叩いて言った

 

 

 

あれから一年半

 

 

 

僕はまだH課長に連絡をしていない

 

 

 

再就職をしていないので。

 

(了)