食に関心がない
食に関心がない
食事は”””楽しむ”””というより”””やっつける”””ものになってる節がある
昔から食わず嫌いで、特に野菜が全て嫌いだった
本当に全て ALL
まず、嫌いな野菜をやっつけて、次に肉をやっつけて、最後に白米をやっつける
そんな感じ
いまだにそんな意識が根底にあるせいか、食うのが異様に早くてたまに指摘される
仕方ない 俺は食事をやっつけてるんだから
一体、なぜこうなったのか
一つ思い出すのは、小学校一年生の時の記憶だ
担任の先生は厳しい人だった
「自分たちでよく考えてみなさい!!!!!」
っつって職員室帰っちゃうタイプの人
そんな先生の下、ある日僕は給食で出た”””こんにゃくの味噌田楽”””がどうしても食べられず、居残りのような措置を取られてしまった
細かい記憶は曖昧だが、とにかく僕は”””こんにゃくの味噌田楽”””が食べたくなくて、でも先生は「残すな!」と言い、給食の時間が過ぎ、掃除の時間になった
床掃除のため教室後方に寄せられた机の中、一人”””こんにゃくの味噌田楽”””とにらめっこする僕
戦いは小康状態のまま、結局僕がこんにゃくの味噌田楽を給食室まで持っていくことで一応の決着を見た
(通っていた小学校は校内で給食を作っていた)
(自校式給食はおいしいと評判だった)
(正直何がどう美味しいのか当時は全く理解できなかった)
食べかけの”””こんにゃくの味噌田楽”””を、給食室のおばさんは笑顔で受け取ってくれた。
居残りはこれきりだったけど、こうして食べ残しを給食室に持っていくのは何度かあった気がする
そのたびに給食室のおばさんは笑顔で受け取ってくれた
幼心にそれが申し訳なかったことだけは、よく覚えている
さて、ここまで書いたが結論が思いつかない
このブログで「幼少期の食育は極めて重要であって〜」
みたいな話をしても説得力は微塵もないだろう
無いですよね?
それに、食への関心は薄いが皆無ではない
「バーガーキングのワッパーが死ぬほど食いたい」
とか
「港町で食う海鮮丼はなんとなく美味い」
とかたまに思ったりもする
ただ、どうにも重度の食わず嫌いだった幼少期の名残なのか
あまり食を楽しめないな〜
関心が低いな〜
なんだかもったいないな〜
って最近思う
まあいっか
無職だし
(了)